離婚回避か?問題認識の齟齬と真意を伝えるむずかしさ

こんにちは。中田麻奈美です。

今日から仕事再開という方も多いでしょうか。
私も、今週からみっちり予定が詰まっています。
気持ちを入れ替えて頑張っていきましょう!

 

昨日は夫の裏切りが発覚したことを書きました。

結婚前にお付き合いするときの条件として、
禁煙を約束してもらったのが12年前。

しかし結婚前にすでに約束は破られ、
結婚後も出産後も、タイミングがあるたびに
禁煙を約束しながら何度も裏切られてきました。

やっと禁煙外来で今度こそ止められたと思っていたのに、
またしても電子タバコにやられました。

 

数時間に及ぶ話し合いのなかで、
当然、離婚という選択肢についても話しました。
もつれにもつれましたが、発見もありました。

 

もっともクリティカルな問題さえも本質を見失う

 

夫は言いました。
「約束を破ったのは自分が悪い。ごめんなさい。
でも、そもそも、なんでタバコがダメなんだっけ?

 

私はさらに逆上します。
「もはやタバコがどうとか、関係ない。
何度も約束を破って、嘘をついたことに怒っている。
信頼できない人と、これから先一緒に生きていくのはツライ。」

 

そう返しつつ、タバコがダメな理由をあらためて考えました。
お付き合いを始めた当初は、電子タバコはありません。

紙巻きタバコは、

・臭い

・体に悪い

その2点で敬遠していました。

 

たしかに、だったら電子タバコはいいんじゃない?となります。

 

ニコチン中毒なのは問題ですが、
少なくともニオイと体への害悪は相当程度低減されていると言われています。
(疑わしいという説もありますが)

 

でも、私はタバコそのものよりも、
何度約束しても破ってしまう意志の弱さ、
私との約束(唯一のお願い)を軽んじている失礼さ、
結局本気でやめる気がないという欺瞞、

そういった信頼を損ねる態度を問題視しているわけです。

 

ああ、まったく通じてないのかな…

 

夫婦でも、分かり合えないことはたくさんあるのですね。

 

タバコについては毎回相当な修羅場になる
非常にクリティカルな問題です。
それですら、「そもそも…」という説明が必要になるとは。

 

 

やはり、大事なことは、一度言って終わりではダメです。

 

何度でも、繰り返し繰り返し、
自分の言葉で伝える努力を欠かしてはいけない。

 

そして、問題の本質はお互いに確認しあって、
電子タバコの登場のように、課題が外部要因であっさり覆されるようなことがあったら、
もう一度本質を話し合うことが必要です。

 

一度ダメと決めたんだから、ブレたらダメなんて考えなくていい。

「ブレる」のは大いにアリです。

目的地さえ見失わなければ、何度でもリルートすればいい。

素早く試して軌道修正しながら進めばいい。

 

でも、それにも丁寧な趣旨説明は必要です。
こっそり、「これならいいべ?」と吸う前に。

きちんと「これこれこういう理由で、懸念点がかなり払しょくされるのだが、
電子タバコを導入することについてどう思うか?」と相談してほしかった。

 

「言ってもダメだと思ったから。」

 

どうせ相談しても即座に却下されるだろう―

そういう、かたくなな態度を取っていたのは私。
普段から、タバコについては取りつく島もなかったのは確か。

 

書きながら思い出しました。
小4の長女がかつて問題行動を起こし、
どうしてそんなことをしたのかと問い詰めた時も言われたセリフを。

「どうせダメって言われると思ったから。」

 

本当のことを安心して話せる環境を作ってこなかったのは私。

猛省です。

 

まとめ

・大事なことは、何度も繰り返し伝える必要がある。

・ブレてOK!新しい解決方法についてはお互い柔軟に検討する。

・普段から、本当のことを言える雰囲気作りが大切。

 

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