「これは私の仕事ではありません」というスタッフ

 

色々な企業様に訪問していて、一番よく聞くお悩みかもしれません。

「頼んだ以上のことは、何もやらない」
「お願いすると、『それは私の仕事ではありません』と断られる」

どこかの大企業か官庁の縦割り行政みたいなお悩みですね(笑)

今の若い子は割り切っている、
パートさんは割り切っている、
中間管理職は割り切っている、、、

猫も杓子も割り切ってるハナシばかりです。

でも、それって割り切るアイツが悪いんでしょうか。
割り切れない思いを抱えているのはあなただけでしょうか。

 

何をやるにも、目的が一番大事

ふと気づくと、細々書いてきたブログが100記事を超えました。

経営相談で情報発信がテーマになると、
「SNSの発信は、毎日じゃなくてもいいので、定期的に継続しましょう。」
「ブログを書くなら、まず100記事目指して継続しましょう。」と
エラそうに語っている自分のブログが減速気味でしたが、ようやく一区切りです。

ちなみに、私を含む小規模事業者の皆さんは、情報発信まで十分に手が回っていないことが多いです。

まだまだ、「HPどうしよう?」「SNSって必要ですか?」といったご相談も多々あります。

むしろ、私以上に全くやらない、できない、怖い、という方もたくさんいらっしゃいます。

私は全然、ITもICTもIoTもAIも専門家ではありませんが、
自分もこうしてHPを運用して実験してみながら、
利活用に関してその会社に一番適しているであろうご提案をしていきます。

で、何をやるにしても、目的が一番大事!です。

「SNSって色々あるけど、どれを使ったらいいのか?」というのは、
自分はどういう属性のお客さんとお友達になりたいのか、から考えます。
プライベートでLINEだけは使い慣れてるから、というのではなく。
あなたがお客さんになってほしい人は、どんなSNSを使っていますか?

ブログ100記事というのは、HPを更新し続けることで「生きてるサイト」と検索エンジンに認識させるため。
関連キーワードがたくさん入ったブログ記事が蓄積することで
「良質なコンテンツがたくさんあるサイト」と検索エンジンに認識してほしいから。
100記事くらい書けば、どんな記事に人気があるか、傾向が見えてくるから。
そして何より、情報発信を“習慣化”して苦もなくできるようになるため!

・・・という具合に、ちゃんと社員に「目的」を伝えているでしょうか。

 

「目的」を共有するのはとてもメンドクサイ、だからこそやる価値がある

 

たとえば、ブログの投稿を若いやつに任せちゃえ!という場合。

「明日から、1日1投稿しといて。若いから得意でしょ?」
みたいな仕事の依頼をしていないか、考えてみてください。

「え?その分給料増えるんですか?」と聞かれちゃうという方は、
伝えたつもりで目的が伝わっていない可能性大です。

「じゃあ、何のために検索エンジンに優良認定されたいの?」
「検索順位で上位に表示させて、アクセス数を増やしたいから」
「アクセス数を増やしてどうしたいの?」

その答えは、会社によって色々だと思います。
「HPからのお問い合わせを増やしたい」
「ネットショップの売上を上げたい」
「良い人材を採用したい」

そこんとこだよ、知りたいのは。

でも、まだ続きます。

「じゃあ、なぜネットショップの売上を上げたいの?実店舗じゃだめなんですか?」

この先の答えは、一般社員には情報が下りてこないことが多いところ。

戦術の話から戦略の話に移行していきます。

最近の部門別の売上状況や、認識している外部環境のこと、
今後会社がどんなお客さんにどんなふうに役立っていきたいのか、
場合によっては決算書を共有しながら話をすることになるかもしれません。

ちょっと待て。
ただブログ書いてってお願いするだけで決算書が出てくるの?
それはいくら何でも、向こうも迷惑でしょ。
みんな忙しいんだよ、だいたい読み方知らないし。

はい。
だから、誰もそこまでやりません。
だから、「指示命令しないと動かないし、なんなら指示にも従わない」という悩みを抱えることになります。

何のためにやってるのか分からないような仕事を熱心にできる人はいないんです。
特にそれが、新しい負担を伴うことなら誰だってやらずに逃げたいです。

当然、重要度によってどこまで説明するかは調整していいのですが、
とりあえず迷ったらちょっと鬱陶しいレベルまで説明する“習慣”を身につけておいて損はないと思います。

メンドクサくて誰もやらないようなことだけど大事なこと。
そこをちゃんとやることで、圧倒的な差別化ができるはずです。

 

判断に必要な材料を切り売りしないことで、スタッフも全体が見える

 

指示ゼロ経営®は、スタッフみんながビジョンを共有し、
自分たちで考えて決めて動いていくので、判断に必要な材料も共有する必要があります。

「あれは隠しておこう」
「これは見せられない」

経営陣がスタッフを信用していない態度で情報を切り売りしていては、
社員は全体が見渡せず、行動もちぐはぐになってしまいます。
モチベーションも湧いてきませんよね。

そして社員を信用していない社長が、社員から信頼されることもありません。

これについては様々な意見があると思いますが、
私は基本的には会社のいい情報も悪い情報も共有してほしいと思っています。
少なくとも、「信じてるよ」って先に示すのは社長の仕事ではないかと思いますが、いかがでしょうか。

 

※指示ゼロ経営®は米澤晋也さんの登録商標です。

 

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