子ども会、町内会、保護者会、その他もろもろ大総会祭り

年度末からこっち、だいぶブログの更新頻度も下がってきました。
4月は研修シーズンで本業も忙しく、
私事ですが、長男坊の卒園・入学で準備などもあり、仕事をセーブしていました。

そして、ご経験者なら分かると思いますが、
様々な団体の役員が回ってきていて、3月の引継ぎから4月の総会でバッタバタなんです。

昨年度、保育園の保護者会副会長(会計兼務)をしておりました。
会計監査の準備、3月総会の準備、引継ぎ…

同時並行で、今年度引き受けた子ども会役員の引継ぎ、
予算案作成、4月総会の準備、5月の行事準備…

さらに町内会の役員も兼務になり、そちらの部門の引継ぎや行事…

同友会では、新設される総務幹事という役を担当します。

・・・もはや、専業主婦でもこなしきれない仕事量です(笑)

 

誰でも分かる俯瞰図と丁寧な趣旨説明が必要

私は長野県よろず支援拠点のコーディネーターでもありますが、
長野県の場合は、県の中小企業振興センターに事務局を置いています。
実施機関である振興センターには様々な部署がありますし、
県庁・市町村との関係、商工会・商工会議所、その他各種団体との関係もあります。
その全体像、ネットワークを本当に理解するのはなかなかハードです。

同様に、同友会も私はまだ理解しきれていないと思います。
例会、フォーラム、理事、幹事、ナントカ、カントカ…
それぞれの位置づけ、役割を正確に把握できていないです。

 

同じことは町内会でも起こります。
私はこれまで住人として行事に参加してきましたが、全体像は把握できていません。
一番小さい単位は「組」です。
その40組程度の集合であるNという町会があり、Yという地区に入っています。
町会役員は、N単独の総会もあれば、Yの総会もある。
そして私たちのような子ども会との兼務者は、N町会の子ども会と、
Y地区の子ども会もある。

「役員会」「総会」と一口に言っても、どれを指しているのか分かりません。
これまで中枢にいた方々にとっては当たり前で説明の必要もないことなのでしょうが、
新参者は何が何だかわからず、どの会議に出席するべきなのかもわからず、
ウロウロおろおろしていました。

これ、新入社員と同じ状況だと思います。
周りは何もかも分かった様子で細かい説明は省かれたまま会議が進行し、
分からないことが分からない、誰に聞けばいいのか分からない、
そもそも自分がどこに置かれているのかもよく分からない、
担当になったはいいが、その使命や役割も分からない、
不安ともどかしさでいっぱいです。

全体像の説明と、個々の立ち位置、今後の見通し、期待される役割など、
具体的で丁寧な説明が絶対的に足りていません。

 

誰のために、何のために、を忘れなければ方法は変えてもいい

さらに問題になりやすいのは、「毎年こうしている」「去年はこうだった」という縛り。

子ども会にも、過去に色々なご意見やクレームが寄せられたようです。
その都度、対応してきたのでかえって非効率な部分も出てきています。

そんな時こそ、もう一度考えたいのです。
この活動は、そもそも、誰のために、何のために、やっているのか。

規約などを当たっても、実はどこにも何も書かれていません。
明文化されていないんです。
少なくとも、誰でも見られる状態にはなっていないようです。

町内会や子ども会の目的は、町内会長のご機嫌をとることでも、
モンスターペアレンツに文句を言われないようにすることでもないはず。

子ども会に関していえば、地域の子どもたちを地域で育てる喜びを分かち合ったり、
学校を越えた異年齢の関わりで地域の子どもたちの交流を促進したり、
地域の様々な方から協力いただいて伝統行事を守り引き継いだり、
親同士の交流を深めることも目的の一つかもしれませんね。

子どもにとっては、地域行事は思い出の1ページになるでしょう。
夜のお祭りやご褒美がもらえる行事も多いので、学校行事とは違った楽しみがあります。

その目的が達成されるなら、やり方は違ってもいい。

前年に倣えで、役員である親が、無難に行事をこなすことが目的ではないから。

そして、順番が回ってきたら誰でも気持ちよく役員を引き受けられるような仕組み作りや環境整備も大切なことですよね。
忙しいのはみな同じ、誰でも気軽に引き受けられる町内会役員でなければ、
誰もできなくなってしまうからです。

皆が平等に負担をかぶることが目的ではなく。
平等にこだわりすぎると、必要ない仕事を作りだしたりします。

引き受けたからには精一杯やりたいけれど、
仕事を削ってまで町内会の運営はできないと思います。
私ができたとしても、そんな自己犠牲の上に成り立つ仕組みにしてしまうと、
後の人が続かないから。

だから、堂々とできない日は行かないつもりです。
その分、しっかり後方支援や準備作業は関わっていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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