小規模事業者持続化補助金【事業再開枠】の続報

 

5月22日(金)に突然降って湧いた小規模事業者持続化補助金「事業再開枠」

土日になってしまったので、不明点を問合せできずにモヤモヤしていましたが、
今日、朝からストーカーのように電話をかけ続けて、夕方ようやくつながりましたよ!

他の方のご参考にもなると思うので、シェアしますね。

 

①【事業再開枠】の様式はまだできていないが、プラン・予算変更の後出しジャンケンがOKになる

申請書の様式がまだできていないとのことで、実際どういうふうに申請するのかは、はっきりした答えはもらえません。
ただ、第1回、第2回で採択された人には、個別に申請書式が送られるので、
その時にプランを変更して予算を組みなおすこともOK
ということでした!

つまり、後出しジャンケンOK!!

もちろん、常識の範囲内だと思いますが。悪しからず。

最大150万に対して100万補助だからこのプラン…としていたものを、
本筋は買えずに、+50万の補助が出るならこれも追加します、というのがOKということです。

当然、業種別ガイドラインに基づく取り組みであり、補助対象になる経費に限られますが。

 

②該当するものだけ切り離して【事業再開枠】で再申請も可能

たとえば業種別ガイドラインに基づく取り組みとして、
換気扇工事をするのに加え、店舗の改装も行うといった場合。

1つの物件の工事について、現場諸経費などを工事個所ごとに分けることは通常ないため、
工務店からは一括の見積りが出ると思いますが、
これを採択後に【事業再開枠】に該当する工事と分けて、
換気扇は【事業再開枠】で申請しなおす、ということも可能
になります。

まるっと事業再開枠に移すとかえって自己負担が増える…といった心配が軽減されます。

③長野県の上乗せ補助は、【事業再開枠】は適用外

残念ながら、事業再開枠からはみ出た分(50万円を超える部分)については、
県の独自支援はありません。。

たとえば、コロナ特別枠で90万円+事業再開枠で60万円かかる場合。

コロナ特別枠は、国の補助2/3(60万)+県の補助7/30(21万円)=81万円

事業再開枠は、100%補助(上限50万円)なので、この場合は補助50万円

県の補助は最大35万円ですが、これはあくまでコロナ特別枠のみ適用なので、
県の補助は21万まで
ということになります。
自己負担は19万円となります。

 

よって、自己負担を極力少なくするためには、
できるだけコロナ特別枠に入れたほうがオトクなケースも
ありえます。

上記の場合なら、すべてコロナ特別枠で150万で申請すると、

国の補助100万+県の補助35万=135万
自己負担は15万円となりますね。

そのあたりも、よく考えて申請を検討してみてください。

もちろん、コロナ枠と事業再開枠では認められる経費が異なりますので、
事業再開枠でしか申請できないものはそちらで申請しましょうね。

 

取り急ぎ、情報共有でした!

2020年6月15日追記
Q&Aも出ていたので、ご一読ください。
「持続化補助金の手引き 申請のQ&A」はこちらから。

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