3大補助金をさらに拡大!小規模事業者持続化補助金を+50万上乗せします

先日、10数名の方にご参加いただいて
「最大320万円が戻ってくる!小規模事業者が使えるコロナ対策」と題して、
主に小規模事業者持続化補助金<コロナ特別対応型>の無料オンライン説明会を開催しました。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。



と思いきや!

なんとその翌日に!

 

中小企業生産性革命推進事業による「事業再開支援パッケージ」を策定しました(持続化補助金・ものづくり補助金・IT導入補助金)

いわゆる3大補助金について、緊急事態宣言緩和後の事業再開を、さらに強力にサポートするということが発表されました。

①事業再開枠の定額補助(上限50万円)

これは、たとえば小規模事業者持続化補助金<コロナ特別対応型>であれば、

補助上限100万円の補助金+補助率100%(上限50万円)の【事業再開枠】を付けられるということです。

 

対象:業種別の感染対策ガイドラインに基づく感染防止対策の取組み

業種別の感染対策ガイドラインはコチラから

※個人的には奈良市のチラシもおすすめ↓↓

 

小規模事業者持続化補助金:一般型(通常枠)、コロナ型(特別枠)

ものづくり補助金:コロナ型(特別枠)

上記に対して、【事業再開枠】として上限50万円で100%補助するというものです。
もの補助と持続化補助金の規模感はだいぶ違いますが、
【事業再開枠】に関しては同じ50万円です。

たとえば、
・アクリル板やビニールシートでのレジの仕切り設置
・マスク、手袋、消毒液などの消耗品
・換気扇の工事

などが対象となります。
通常の持続化補助金では、消耗品は対象にならないので画期的ですね。

 

②補助率アップ(2/3⇒3/4)

これは、3大補助金のすべてに共通しますが、
類型B:非対面型ビジネスモデルへの転換
類型C:テレワーク環境の整備

について、補助率を2/3から3/4に引き上げるということです。

長野県の場合は、もともと県の補助で実質自己負担は1割なんですけどね。

さらに松本市の場合は、実質自己負担は5%なんですけどね。

 

③既に申請した人は追加申請で後追い救済

ややこしいのは、既に第1回の申請〆切を過ぎており、
持続化補助金に至っては第2回申請受付中に制度が変更になったこと。

まったくもって商工会・商工会議所の皆さんには同情いたしますが、
「もう申請しちゃったんですけど、どうしたらいいの?」という質問が殺到しそうですね。

これについては、既に持続化補助金では事業再開枠(感染防止対策のための取組)に関する申請の手引き が出されています。

いま、第2回申請を絶賛受付中ですが、2回目までは申請様式は変わりません。

1回目、2回目に申請し採択された人に、あとから申請書式を個別に送るそうです。

1回目、2回目に採択され、【事業再開枠】も希望する場合は、
交付決定日から30日以内に申請してください!

ちなみに、もの補助も2次〆切(5月20日)の特別枠で採択された場合も、
交付申請時に補助率引き上げや【事業再開枠】の追加申請が可能です。

 

 

④5月14日までの遡及適用

もともと、どの補助金も、採択される前に支払った経費は対象外でした。
しかし、コロナ特別枠では、持続化補助金では2月18日まで遡って申請可能でしたね。

もの補助も、コロナ特別枠のみ、事前着手の承認をもらった日以降の遡及適用もありました。

【事業再開枠】では、5月14日以降に発生した費用が対象になります。

これは、首都圏などを除く39県で緊急事態宣言が解除された日です。
だからこその【事業再開枠】ということですね。

 

④消耗品がガッツリ対象になる例外的な対応

持続化補助金は、もともとそれなりに幅広い経費が対象となり、
まさに小規模事業者の後押しとなる補助金でした。

しかし、さすがに一般事務用品のような消耗品は対象外でした。

それが今回は、マスクやペーパータオル等、これまでなら絶対ダメそうな消耗品がガッツリ対象になっているではありませんか!
※一般事務用品は、やはり対象外なので誤解のなきよう。

奇跡・・・奇跡なのか!?

 

まあ、金額的にも消耗品なので知れてるとも言えますが、
それでもたとえば持続化補助金の第2回〆切だとすれば、
5月14日~翌3月31日までの消耗品が対象になるので、
まあまあの金額になるやもしれませんね。

 

少しでも事業者の皆様が元気になれますように。

 

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